クロネコ掛け払い(ヤマトクレジットファイナンス)

1.機能概要

ヤマトクレジットファイナンスのクロネコ掛け払いを使用する場合は、以下の項目を設定します。
本決済は法人向けのため、ご利用の際は、事前に顧客情報と請求先情報の登録が必須です。

ご利用の際は、弊社サポートへお問い合わせください。

・ご利用には以下の機能が別途必要です。
 ・請求管理オプション
 ・初期設定「会員登録時同時請求先登録設定
 ・初期設定「クロネコ掛け払い決済用取引先登録項目定義」

請求先自由項目の追加が必要です(20→50個に変更し、クロネコ掛け払いとの連携に必要な項目を追加します)。

・お問い合わせから導入開始まで、ヤマトクレジットファイナンスとの契約完了後、
 最短で2週間程度を見ていただいております。


2.項目説明

1.決済ID

決済IDはシステム上採番されます。
クロネコ掛け払いの決済IDは「236」です。



2.端末区分

決済方法を表示する端末を選択します。
「PCのみ」と記載されていますが、スマートフォンも対象です。



3.ユーザーウェブ使用

ユーザーウェブで、クロネコ掛け払いを表示するかしないかを選択できます。
「使用しない」にした場合は、ユーザーウェブにクロネコ掛け払いが表示されないため、エンドユーザーはクロネコ掛け払いを選択できません。

「使用しない」にした場合は、ショップ管理ツールでのみクロネコ掛け払いが選択可能です。


会員の「利用制限決済」および商品の「利用制限決済」にクロネコ掛け払いを設定している場合、
「ユーザーウェブ使用」を「使用しない」に変更すると、
該当会員および商品の注文時、クロネコ掛け払いでの注文が不可となるためご注意ください。



4.支払い済み表示

「表示する」を選択すると、受注データの入金区分に関わらず、エンドユーザーの購入履歴に支払い済みと表示します。



5.表示順

決済方法選択欄に表示する決済方法の順番を設定します。

クイック購入で決済方法選択をしない場合に選択される決済方法について
注文情報入力ページ(cart_seisan.xhtml)をスキップする「クイック購入」を利用した場合、
決済方法は以下の優先順で自動選択されます。

1.会員情報で選択している標準利用支払い方法
2.標準利用支払い方法が未選択の場合、前回の注文で利用した決済
3.初めての注文の場合は、表示順が最上位の決済



6.通信ダミーフラグ

クロネコ掛け払いのテスト環境でテスト注文を行う場合に使用します。
デモ環境でテスト注文を行う際は、必ず「ダミーモードON」にチェックを入れてください。



7.画面表示テキスト

決済方法選択欄に表示するクロネコ掛け払いの名称を設定します。



8.決済金額下限

クロネコ掛け払いでの注文金額の下限を設定します。

■2021年8月17日以前に構築された店舗様
「カート内の商品定価の合計」または「送料や手数料を含む税込金額(請求額)- 手数料」が
設定値に満たない場合は、該当決済での購入は不可です。

■2021年8月18日以降に構築された店舗様
「送料や手数料を含む税込金額(請求額)」が設定値に満たない場合は、該当決済での購入は不可です。

・未設定の場合は制限なしになりますが、ヤマトクレジットファイナンスとの契約内容の範囲内でご利用ください。
・2021年8月17日以前に構築された店舗様で、「送料や手数料を含む税込金額(請求額)」と比較するように
 変更をご希望の場合、弊社サポート窓口までご連絡ください。



9.決済金額上限

クロネコ掛け払いでの注文金額の上限を設定します。

■2019年1月15日以前に構築された店舗様
「カート内の商品定価の合計」が設定値を超える場合は、該当決済での購入は不可です。

■2019年1月16日~2021年8月17日に構築された店舗様
「カート内の商品定価の合計」または「送料や手数料を含む税込金額(請求額)」が設定値を超える場合は、
該当決済での購入は不可です。

■2021年8月18日以降に構築された店舗様
「送料や手数料を含む税込金額(請求額)」が設定値を超える場合は、該当決済での購入は不可です。

・未設定の場合は制限なしになりますが、ヤマトクレジットファイナンスとの契約内容の範囲内でご利用ください。
・2021年8月17日以前に構築された店舗様で、「送料や手数料を含む税込金額(請求額)」と比較するように
 変更をご希望の場合、弊社サポート窓口までご連絡ください。



10.決済ポイント還元掛率

クロネコ掛け払いで注文した際に還元されるポイントの掛率を設定します。

注文によってユーザーに付与されるポイントは、
ショップ全体設定・商品ごとの設定・その他オプションなどで設定された還元率や加算数から計算されます。
そのポイント数に対して、決済ポイント還元掛率が適用されます。
例:
ポイントを増やしたい場合
100(元ポイント) * 1.5(掛け率) = 150

ポイントを減らしたい場合
100(元ポイント) * 0.5(掛け率) = 50

決済ポイント還元掛率を利用するための設定について
お店を作る > ポイント設定 > ポイント管理設定の項目で、
ポイントを「管理する」設定にしたときのみ決済ポイント還元掛率の項目が表示されます。



11.手数料設定

購入金額に応じた手数料を設定します。
初期値は4階層まで設定可能ですが、初期設定「決済手数料階層」で階層の増減が可能です。

手数料が一律の場合の設定について
手数料を設定する場合「それ以上」の手数料欄は入力必須です。
一律の場合は「それ以上」のみ入力してください。

手数料は販売価格のみで算出します。

「販売価格」について、税の取り扱いは下記の通りです。
金額設定>消費税区分「内税」の場合:販売価格(税込み)
金額設定>消費税区分「外税」の場合:販売価格(税抜き)

会員割引が適用される場合は、割引後の金額が対象です。
「ポイント割引」「クーポン割引」「まとめ買い割引」「キャンペーン割引」「出精値引額」が適用される場合は、
初期設定「決済手数料算出方法設定」で、割引後の金額を対象にするか指定が可能です。



12.解約API連携フラグ

ショップ管理ツールの受注データ管理画面で受注のキャンセルをした場合に、
クロネコ掛け払いの管理画面でも受注の解約連携をするかどうか設定します。

「受注取消時に解約連携する」で解約連携をする場合は、以下ご注意ください
解約連携は、オーソリ確定前のみキャンセル可能ですが、全額解約のみ可能です。
一部返金は不可となるためご注意ください。



13.決済コメント

決済の説明文や注意文を設定します。
注文情報入力ページ(cart_seisan.xhtml)の決済方法選択欄や、注文情報確認ページ(cart_confirm.xhtml )にて、
m:id「KESSAI_COMMENT_HERE」で出力できます。



14.決済コメント(確認画面用)

決済の説明文や注意文を設定します。
注文情報確認ページ(cart_confirm.xhtml )にて、m:id「KESSAI_COMMENT_CONFIRM_HERE」で出力できます。

通常商品と定期商品など、文言の出し分けが必要な場合に、
上記「決済コメント」「決済コメント(確認画面用)」を使い分けてご利用いただけます。



15.PCメールコメント

PCの注文確認メールに表示する、クロネコ掛け払いの説明を設定します。
「PC」と記載されていますが、スマートフォンも対象です。



16.ヤマト加盟店コード

ヤマトクレジットファイナンスとの契約時に発行される加盟店コードを設定してください。
ご不明な場合は、ヤマトクレジットファイナンスへお問い合わせください。



17.パスワード

ヤマトクレジットファイナンスとの契約時に発行されるパスワードを設定してください。
ご不明な場合は、ヤマトクレジットファイナンスへお問い合わせください。



18.連携項目形式

クロネコ掛け払いより発行されるエンドユーザーへの請求書が、インボイス制度に対応した形式にできます。
2023年10月1日以降に構築された店舗様は、原則として本項目を「インボイス対応形式」に設定してください。

「連携項目形式」をご利用いただく際の注意事項
・「金額設定」の「消費税区分」が「外税」、かつ「外税店舗での割引時税計算処理変更フラグ」が「変更する」で、
 以下いずれかの消費税計算区分に当てはまる場合は、
 クロネコ掛け払い側へ正しい税額を反映することができません。
 恐れ入りますが、本システムの各帳票をインボイス制度用の納品書や請求書としてご利用いただくか、
 クロネコ掛け払い側の受注データ登録形式にて「請求金額登録方式」を選択いただき、ご利用ください。
 
  ・「ポイント利用時消費税計算区分」が「消費税計算後、ポイント分割引」
  ・「クーポン割引時消費税計算区分」が「消費税計算後、クーポン割引」
  ・「まとめ買い割引時消費税計算区分」が「消費税計算後、まとめ買い割引」
  ・「セールスキャンペーン割引時消費税計算区分」が「消費税計算後、キャンペーン割引」

・本設定を切り替えると連携形式が変わるため、クロネコ掛け払い側の環境と一致していない場合は、決済連携がエラーとなります。
 必ず、クロネコ掛け払い側の環境変更を行ったうえで、本設定を切り替えていただきますようお願いいたします。
 
 ※クロネコ掛け払い側の環境変更については、ヤマトクレジットファイナンスへお問い合わせください。

当ページの記載内容は、標準機能に関するものです。
機能に関するカスタマイズをされている場合にはこの限りではありません。