ECの売上改善!
BIツール活用方法5選
「ビジュアルデータ分析」

データ分析には、ビジュアルデータ分析がおすすめ!

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ECサイトの売上を伸ばすために、データ分析の実施を検討していませんか?

ECサイトのデータを分析するには、BIツールを利用するのが最適です。

BIツールを利用すると、売上や会員、ECサイトの訪問状況など、様々なデータを調べて、現在の状況を把握でき、
そのデータをもとにして、今の問題を改善するための新しい施策を考えることができるからです。

本記事では、ebisumartで提供しているBIツール「ビジュアルデータ分析」について、以下の目次に沿って説明します。



1.BIツール「ビジュアルデータ分析」活用方法5選

ビジュアルデータ分析 を使うことで、売上に貢献できます。
ECサイト上のデータを分析した結果、問題や改善点を認識でき、新たな施策を実行することで、売上につながることがあるからです。

例えば、「期間」「性別」「年代」で絞り込み、商品売上の傾向や広告媒体別のアクセスユーザー数を確認、また、前年度の売上を比較するなど、
現状を把握することで、新たな施策を考える準備ができます。

ECサイトに蓄積されたデータを多角的に分析し、売上を伸ばすための施策を考えるのに必要な要素を集められるため、
ビジュアルデータ分析は売上を伸ばすことに貢献できます。


本項目では、ビジュアルデータ分析を利用した目的ごとに、5つの分析方法についてご紹介します。


1.商品バリエーションごとに、1番売れている商品を知りたい
2.年代別の一番売上の高い時間帯を確認したい
3.指定した期間の去年と今年の売上データと比較したい
4.広告媒体経由のアクセスのうち、どこからアクセスしたユーザーの売上が多いかを確認したい
5.アクセスしたユーザーのうち、未購入のユーザー数を確認したい


1.商品バリエーションごとに、1番売れている商品を知りたい

ビジュアルデータ分析では、商品バリエーションごとの販売個数を見ることができます。
一番売れている商品について、確認する方法をご紹介します。

商品バリエーションごとに1番売れている商品を知ることで、以下のような施策に取組めます。
・商品の「商品画像1」に1番売れている商品バリエーション画像を登録する
・同一のバリエーションを持つ商品の特集ページを作る
・需要を予測して、在庫管理の調整に役立てる


1-1.セールス>商品分析 に遷移

「セールス」メニューの、「商品分析」をクリックしてください。

セールス>商品分析 に遷移


1-2.商品を絞り込む

以下では、商品コードをもとに絞り込んでいます。必要に応じて、他の項目を指定してください。

商品コードで絞り込み


1-3.商品バリエーション・商品別に販売個数を確認

「商品バリエーション別販売個数」にて、商品バリエーション・商品別に販売個数を確認できます。

商品バリエーション・商品別に販売個数を確認


1-4.バリエーションを絞り込む

以下では、バリエーショングループ「サイズ」の「SS」で絞り込み、「SS」のトップスの販売個数を確認しています。
バリエーション「SS」が設定された商品のうち、「トップス100」が一番売れていました。

サイズ「SS」で絞り込み


2.年代別の一番売上の高い時間帯を確認したい

ビジュアルデータ分析では、年代別の売上状況をグラフで見ることができます。
指定した年代の一番売上の高い時間帯を確認する方法をご紹介します。

年代別の一番売上の高い時間帯を確認することで、以下のような施策に取組めます。
・該当の時間帯に利用できるクーポンを配布する
・タイムセールを該当の時間帯に実施する
・同じ時間帯に、競合他社がどのような活動を行っているかを分析する


2-1.セールス>会員購買分析① に遷移

「セールス」メニューの「会員購買分析①」をクリックしてください。

セールス>会員購買分析① に遷移


2-2.年代を選択

年代を選択し、必要に応じて、カテゴリや商品コードなどを指定してください。
以下では30代を選択しています。

年代を検索した画面


2-3.曜日・時間帯別の売上状況を確認

顧客単価の「曜日・時間帯別」の表にて、一週間の曜日・時間帯別の売上状況を確認できます。

一週間の曜日・時間帯別の売上状況


2-4.一番売上の高い曜日・時間帯を確認

一番濃い色になっている「土曜 午後11時」が、30代ユーザーの一番売上の高い時間帯です。
「土曜 午後11時」をクリックし、カーソルを合わせると、売上金額と購入人数の平均を確認できます。

一番売上金額の高い曜日・日時の、売上金額と購入人数の平均


3.指定した期間の去年と今年の売上データと比較したい

ビジュアルデータ分析では、前年と今年の売上を比較することができます。
期間を指定して、前年の売上と比較する方法をご紹介します。

昨対比の売上を比較した後は、セールス>商品分析 にて、期間を指定し、売上が伸びている商品やカテゴリーを特定し、
ユーザーのニーズがどのように変化しているか、という点の調査を進めることができます。
また、実施した施策が有効だったか確認する指標になります。


3-1.サマリー に遷移

「サマリー」メニューをクリックしてください。

サマリー に遷移


3-2.「開始日」「終了日」を入力

「開始日」「終了日」を入力し、必要に応じて、ほかの項目を絞り込んでください。

期間を絞り込み


3-3.今年と前年の売上の比較結果を確認

「前年売上対比」のグラフにカーソルを合わせると、今年と前年の売上の比較結果を確認できます。

今年の売上と前年の売上の比較結果


4.広告媒体経由のアクセスのうち、どこからアクセスしたユーザーの売上が多いかを確認したい

ビジュアルデータ分析では、各種広告媒体ごとの売上金額のグラフを見ることができます。
一番売上のあった広告媒体について確認する方法をご紹介します。

売上の多かった広告媒体を知ることで、どの広告媒体に力を入れるか確認することができます。
また、売上が多い広告媒体からのユーザーに対して、広告媒体の傾向に合った以下のようなプロモーションを実施できます。
・初回購入者向けに、クーポンを発行する
セールスキャンペーンを利用して、特定の商品を購入したときに、ポイント還元率をアップする
拡張版セールスキャンペーンを利用して、特定の商品カテゴリを購入したときに、プレゼント商品を付与する

「広告媒体別売上」を確認するには、広告媒体管理を利用する必要があります。


4-1.セールス>売上詳細分析 に遷移

「セールス」メニューの「売上詳細分析」をクリックしてください。

セールス>売上詳細分析 に遷移


4-2.「開始日」「終了日」を入力

「開始日」「終了日」を入力し、必要に応じて、ほかの項目を絞り込んでください。

期間を絞り込み


4-3.各広告媒体の売上状況を確認

「広告媒体別売上」にて、各広告媒体の売上状況を確認できます。

各広告媒体の売上状況


4-4.突出して売上数のあるグラフを確認

「広告媒体別売上」のグラフにカーソルを合わせると、媒体・売上金額を確認できます。
以下では、メールからアクセスしたユーザーの売上金額が一番多いことがわかりました。

各媒体・売上金額の確認


5.アクセスしたユーザーのうち、未購入のユーザー数を確認したい

ビジュアルデータ分析では、アクセスのあった未購入のユーザー数のグラフを見ることができます。
未購入のユーザーの割合と人数を確認する方法をご紹介します。

未購入のユーザー数を知ることで、コンバージョン率を改善するため、以下のような施策に取組めます。
・導線の追加のため、バスケット分析を利用して、関連商品をおすすめする
・[カートに追加]ボタンの位置を変えるなど、コンバージョンまでの導線を改善する
・ターゲットを見直し、商品コメント1~3を修正する


5-1.マーケティング>サイトトラッキング に遷移

「マーケティング」メニューの「サイトトラッキング」をクリックしてください。

マーケティング>サイトトラッキング に遷移


5-2.「開始日」「終了日」を入力

「開始日」「終了日」を入力し、必要に応じて、他の項目を絞り込んでください。

期間を絞り込み


5-3.未購入のユーザーの割合と人数を確認

「未購入訪問者数」にて、アクセスしたユーザーのうち、未購入のユーザーの割合と人数を確認できます。

 未購入訪問者の、割合と人数を確認


2.BIツール「ビジュアルデータ分析」はこんなECサイトにおすすめ

以下のご要望がある店舗様におすすめしたい機能です。

  • 蓄積されたデータを直感的に分析したい
  • ECサイトにおける問題点や改善点をデータをもとに確認したい
  • マーケティングの施策立案にデータを活かしたい

BIツール「ビジュアルデータ分析」を利用すると、簡単に、分析した結果をもとに戦略的な意思決定を支援するための洞察を得ることができます。


3.BIツール「ビジュアルデータ分析」の導入方法

「BIツールに興味はあるけど、導入にかかる手間や負担が心配…」という場合でも、ebisumartの「ビジュアルデータ分析」なら、
たった4ステップで導入できます。


1. 弊社への申込み
2. 初期設定「ビジュアルデータ分析:自由項目マッピング」の設定
3. ダッシュボードを利用する利用者の設定
4. ダッシュボードのログインパスワードの設定


1. 弊社への申込み

本オプション利用の申し込みの旨を、弊社担当営業、または、サポート窓口までご連絡ください。
影響調査の上、弊社にてオプションをONに設定します。


2. 初期設定「ビジュアルデータ分析:自由項目マッピング」の設定

自由分析メニューの集計軸とセールスメニュー共通ヘッダーのフィルタ項目に利用する任意の項目を設定してください。

受注ヘッダ、もしくは、受注明細の各項目と自由項目を最大6件指定します。
指定する場合は、「FREE_ITEM_ANALYSIS0001:ORDER_D.FREE_ITEM2,FREE_ITEM_ANALYSIS_0002:ORDER_H.ORDER_NO」のように指定します。
「FREE_ITEM_ANALYSIS0001」として指定した項目は、セールスメニュー共通ヘッダーのフィルタ項目に利用されます。


3. ダッシュボードを利用する利用者の設定

利用者登録・更新画面にて、ダッシュボードを利用する利用者の「ビジュアルデータ分析利用フラグ」を「利用する」に設定してください。


4. ダッシュボードのログインパスワードの設定

シングルサインオンサービス「Auth0」から、ダッシュボードの初回パスワード設定の案内メールが届きます。
案内メールに従って、ログインパスワードの設定を行ってください。

メール件名:ビジュアルデータ分析 パスワード設定用URL発行のお知らせ
送信元メールアドレス:配信アドレス



4.BIツール「ビジュアルデータ分析」の操作方法

ビジュアルデータ分析のダッシュボードの操作方法についてご紹介します。

「BIツールは初めて」「今使っているBIツールとの違いを体験してみたい」という方へ、期間限定でダッシュボードのデモ環境を提供しています。
ご興味がありましたら、サポート窓口までご連絡ください。


1. ログイン
2. 分析メニューを選択
3. データを検索
4. グラフの詳細を絞り込む
5. レポートを出力


1.ログイン

ビジュアルデータ分析利用フラグ」が「利用する」になっている利用者でログインしてください。
データ解析>ビジュアルデータ分析をクリックしてください。


「ビジュアルデータ分析」メニューをクリックすると、ログイン誘導ページが表示されます。
[ログインページへ]をクリックし、ログインページでメールアドレスでパスワードを入力し、ログインしてください。


2.分析メニューを選択

ダッシュボードのヘッダー部分から、各分析メニューに遷移します。メニューは以下の通りです。

・サマリー
・セールス
・マーケティング


各分析メニューのページ上部に、「絞り込み項目」が設置されています。
期間、会員ランク、カテゴリなど、様々な情報を指定し、データを検索できます。


4.グラフの詳細を絞り込む

検索結果にあるグラフや表内の要素をクリックすると、
クリックした要素でさらに絞り込まれたデータがページに反映されます。

ヘッダー部分での条件設定では設定できない、特定の曜日、時間帯などの詳細な絞り込みが可能になります。


複数の要素を選択する場合は、Ctrlキーを押しながら各要素をクリックしてください。


5.レポートを出力

ダウンロードしたいグラフをクリックし、数秒カーソルを合わせるとメニューが表示されます。
右端にある「データを表示」アイコンをクリックしてください。


表内のデータすべてをダウンロードしたい場合は、X軸またはY軸の軸ラベルをクリックしてください。
複数のデータを選択する場合は、Ctrlキーを押しながらクリックします。


「データを表示」アイコンをクリックすと、以下の画面が表示されます。
「ダウンロード」をクリックすると、データをCSVでダウンロードできます。



5.Q&A

確認できるデータの期間を教えてください。
メニューごとに確認可能なデータの期間が異なります。以下をご確認ください。
メニュー 期間
サマリー 当月から36か月前まで
セールス 当月から36か月前まで
マーケティング 当月から14か月前まで
カテゴリ情報を絞り込めません。他に設定するものがありますか?
商品の「代表カテゴリ」にカテゴリを設定してください。
「代表カテゴリ」に、絞り込んだカテゴリが設定された商品が検索結果に表示されます。
データをCSVでダウンロードする方法を教えてください。
5.レポートを出力をご覧ください。

6.まとめ

ビジュアルデータ分析を利用することで、以下が可能になります。

  • 蓄積されたデータを、様々な項目を利用して分析できる
  • 直感的な操作で簡単に分析できる
  • レポートを作成できる

ビジュアルデータ分析を利用してECサイトに蓄積されたデータを分析したい店舗様は、
弊社サポート窓口までお問い合わせください。


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