会員登録／受注メール受け取り確認制御
目次
1.機能概要
2.各方式の詳細
3.テンプレートファイルの編集
1.機能概要
ユーザーウェブでの新規会員登録や非ログインでの注文時、会員のメールアドレス変更時に、
メールアドレス確認ページ(mail_validate.xhtml)で入力されたメールアドレスへメールを配信し、
そのメールに記載された確認用URLへアクセス、または、認証コードを入力した場合のみ、手続きを継続することができる設定です。
本設定を利用すると、本人認証ができます。
これにより、「セキュリティの強化」や「メールの到達性能の向上」といった効果が見込まれます。
本設定を利用しない場合は、本人認証が行われません。
このため、以下のような事象が発生する可能性があります。
・不正な注文
・不正な会員登録
・既存アカウントへ不正ログインが行われた際に、別のパスワードへ変更される
・存在しないメールアドレス（使い捨てアドレス・記入ミス等）の増加によりメールサーバ側のブロックを受ける
選択肢は、以下の通りです。
・利用しない
・利用する（URL方式）
・利用する（認証コード方式）
ご留意事項
・初期値は『利用する（認証コード方式）』です。
※2023年6月27日以前に構築された店舗様の初期値は、『利用しない』です。
・本設定の変更をご希望の場合、弊社サポート窓口へお問い合わせください。
・本設定を利用する際は、「利用する（認証コード方式）」に設定することを推奨します。
・本設定を「利用する（URL方式）」に設定した場合に、メールアドレス確認ページを閲覧していたブラウザを閉じたり、
別のブラウザで、メールに記載のURLへアクセスすると、再度、商品のカート投入が必要になります。
・以下の初期設定を利用している場合、本設定との併用はできません。
・atoneログイン利用フラグ
・Amazon Pay V2:会員登録時自動入力
・注文時、お支払い方法に「Amazon Pay」「Amazon Pay V2」を選択した場合、本機能によるメール配信は行われません。
2.各方式の詳細
本設定利用時の方式ごとの挙動と、使用されるメールフォーマットについて、ご紹介します。| 方式 | 挙動 | メールフォーマット | URL方式 | メールに記載されたURLにアクセスした場合に処理を継続 ※URLの有効時間は、サイト基本情報「セッションタイムアウト」に準拠します。 |
会員登録メールアドレス確認メール（URL方式） 注文メールアドレス確認メール（URL方式） 会員メールアドレス変更確認メール（URL方式） |
|---|---|---|
| 認証コード方式 | メールに記載された認証コードを入力した場合に処理を継続 ※認証コードの有効時間は、初期設定「認証コード有効期間」に準拠します。 ※認証コードは6桁のランダムな数値を生成します。 |
会員登録メールアドレス確認メール（認証コード方式） 注文メールアドレス確認メール（認証コード方式） 会員メールアドレス変更確認メール（認証コード方式） |
3.テンプレートファイルの編集
1.認証コード入力欄の追加
認証コード方式の場合、メールアドレス確認ページ(mail_validate.xhtml)に、認証コードの入力欄を表示する必要があります。
最新の詳細な記述は、ショップ管理ツールサイドバーから「最新版テンプレート」をダウンロードいただき、
view/userweb/mail_validate.xhtml をご参考にしてください。
| m:id | 詳細 | IF_USE_MEMBER_ORDER_MAIL_VALIDATION_CODE | 初期設定「会員登録／受注メール受け取り確認制御」で 「認証コード方式」を使用している場合に表示します。 |
|---|---|
| MAIL_VALIDATION_CODE_INPUT_HERE | 認証コードを入力するInputタグを出力します。 | BACK_BUTTON_TAG | メールアドレス入力画面へ戻るボタンを出力します。 |
2.メールアドレス入力欄の修正（会員のメールアドレス変更時にも本設定を利用する場合）
会員のメールアドレス変更時に本設定を利用する場合、会員登録入力ページ（member_input.xhtml）に、以下の記述が必要です。
※以下の記述により、本設定が「利用しない」の場合も、メールアドレス変更時には、
変更後のメールアドレスでの認証（「利用する（URL方式）」と同じ処理）が必要になります。
最新の詳細な記述は、ショップ管理ツールサイドバーから「最新版テンプレート」をダウンロードいただき、
view/userweb/member_input.xhtml をご参考にしてください。
当ページの記載内容は、標準機能に関するものです。
機能に関するカスタマイズをされている場合にはこの限りではありません。
