倉庫の休みを考慮して配送希望日を表示させる!非稼働日フラグ

土休日や、ゴールデンウィーク・年末年始など、店舗の運用に合わせて活用!

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ebisumartのショップカレンダーをアップデートし、「倉庫の休日(商品の出荷ができない日)※以後、非稼働日」を考慮して、配送希望日を表示する「非稼働日フラグ機能」を追加しました。

これまでは、土日や大型連休の前後に、配送リードタイムや配送希望日可能最小日数等を都度調整いただいていましたが、当機能をご利用いただくことによって、予め登録された非稼働日を考慮して配送希望日を表示できるようになりました。

土休日や、ゴールデンウィーク・年末年始など、店舗の運用に合わせてご利用ください。

イメージ図

非稼働日フラグを利用した場合としない場合の違い

比較図

設定方法

配送希望日指定可能最小日数の計算区分を選択する

配送希望日指定可能な最小日(配送希望期間のFrom)の計算方法を下記の2つから選択いただきます。
デフォルトは「翌日以降の稼働日より計算」となっているため、変更する場合は弊社サポート窓口までご連絡ください。

計算区分名称 概要
A)翌日以降の稼働日より計算
※デフォルト設定
「注文日翌日が稼働日」だった場合、注文日翌日を起点とし、予め設定された配送リードタイムや配送希望最小日数を考慮して、配送希望日指定可能な最小日(配送希望期間のFrom)を決定します。
注文日の翌々日の稼働・非稼働の状態は無視されますのでご注意ください。

「注文日翌日が非稼働日」だった場合、次の稼働日を起点として、予め設定された配送リードタイムや配送希望最小日数を考慮して、配送希望日指定可能な最小日(配送希望期間のFrom)を決定します。

このように、「注文日の翌日が非稼働日かどうか」という点のみ考慮する、という点がポイントとなります。
B)最小日数内の非稼働日を含めて計算 予め設定された配送リードタイムや配送希望最小日数内に非稼働日がある場合、その日を除いて配送希望日指定可能な最小日(配送希望期間のFrom)を決定します。

2つの設定の違い イメージ図

下記条件の場合、配送希望日指定可能最小日数計算区分を【最大値採用】としている為、基本的には注文日の2日後から配送希望期間が選択できます。その2日以内に非稼働日がある場合の挙動が当初期設定によって変わってきます。

設定の違い

非稼働日をCSVでアップロードする

ショップ管理ツール > お店を作る > ショップカレンダー

管理画面

非稼働日の場合は、C列の「非稼働日フラグ:NON_WORKINGDAY_FLG」を「1」にします。
日付一覧アップロードで該当CSVファイルを選択し、アップロードします。

CSV
定期商品の場合

配送間隔指定定期の場合、非稼働日フラグを考慮して定期の子受注を作成するかどうかの設定があります。
デフォルトは「非稼働日を考慮せず子受注を作成する」の設定になっていますので、
非稼働日を考慮して子受注作成を行う場合、以下初期設定で変更してください。※月次定期には対応していません。

初期設定名:配送間隔指定定期子受注作成時の非稼働日考慮フラグ (マニュアルページはこちら)

活用例

前提条件

この例では、【配送希望最小日数1日、配送リードタイム2日】という設定且つ、配送希望日指定可能な最小日(配送希望期間のFrom)の計算方法は【翌日以降の稼働日より計算】が選択されている場合の例です。※注文日当日/翌日には配送が可能な業者を想定しています。

配送希望日指定可能最小日数計算区分が【最大値採用】の場合、注文日の2日後から配送希望期間が選択でき、
配送希望日指定可能最小日数計算区分が【合算】の場合、注文日の3日後から配送希望期間が選択できます。

下記イメージ図では、配送希望日指定可能最小日数計算区分を【最大値採用】としている為、基本的には注文日の2日後から配送希望期間が選択できます。

活用例
補足

上記イメージ図では、4月28日から5月6日を非稼働日として設定しています。

4月27日に注文した場合、次の日から5月6日まで非稼働日期間の為、商品が出荷できない状態です。
次に倉庫が稼働するのが5月7日になる為、5月7日を起点として配送希望日(From)を算出します。

このように、「注文日の翌日が非稼働日かどうか」という点がポイントになり、あとは、予め設定された配送リードタイムや配送希望最小日数を考慮して配送希望期間を算出しています。


注意点

非稼働日フラグは「非稼働日に設定した日は【配送希望日】から選択できなくなる」
わけではなく、指定された非稼働日と、配送希望日指定可能最小/最大日数・
リードタイム等を考慮して、配送希望日を表示する機能であること、ご了承ください。

その他注意点

※カレンダーオプションをご利用いただいている店舗のみ利用可能な機能です。
 当機能の利用を希望される方は、弊社サポート窓口へご連絡ください。

※カレンダー機能をカスタマイズしている店舗の場合、当機能を使うことによって本来意図しない動作を
 する恐れがございます。該当する店舗で当機能のご利用をご希望される際は、弊社サポート窓口へご連絡ください。

※長期的な非稼働日設定が発生した際に、選択できる配送希望日が想定外に少なくなることがあります。
 非稼働日を定常的にお使いの店舗様には、長期休暇前等は「配送希望日指定可能最小日数」と
 「配送希望日指定可能最大日数」の数値を都度検討していただくことが多くなっています。

※カレンダーをサイト上(ユーザーウェブ)に表示させない店舗でも利用可能です。

※定期販売オプションをご利用いただいている場合、定期の子受注はこの非稼働日フラグに対応しておりません。


非稼働日フラグ機能 Q&A

非稼働日には何を設定すればいいのですか?
商品を出荷できない日・倉庫の休日を設定してください。
非稼働日に設定した日がお届け希望日として指定できなくなるのですか?
非稼働日は、商品を出荷できない日・倉庫の休日を設定するものです。 お届け希望日が休業日であっても、営業日に出荷できれば問題ありませんので、「非稼働日」に設定した日でもお届け希望日として指定できます。
長期的な非稼働日を設定した場合、注文日によっては配送希望日(To)が短くなることがありますか?
そのようなケースが発生する場合があります。前述の「活用事例」でご紹介しているように、非稼働日が長期間続いている場合、発生することがあります。
その場合は、長期期間前のみ、「配送希望日指定可能最大日数」を延ばすことを検討いただくことがあります。
カレンダーをサイト上に表示していないのですが、それでも利用できますか?
ご利用いただけます。
定期の子受注作成日も変わるのですか?
月次定期には対応していません。
配送間隔指定定期のみ、非稼働日を考慮して子受注作成日を算出することが可能です。
デフォルトは「非稼働日を考慮せず子受注を作成する」の設定になっているため、下記初期設定で変更してください。
初期設定名:配送間隔指定定期子受注作成時の非稼働日考慮フラグ (マニュアルページはこちら)
特定の日付を配送希望指定日から除きたいのですができますか?
出来ません。標準機能の範囲では、「配送希望日指定可能最小日数」「配送希望日指定可能最大日数」にてご調整をお願いします。

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