開発者向けサポート

CASE.06 会員登録画面の苗字部分に入力可能な文字数を10に変更したい

概要

基幹システムの会員情報に登録可能な苗字の最大文字数が10文字の為、
会員登録画面の苗字部分に入力可能な文字数を10に変更したいというご要望があった際に利用されたAPIについての紹介になります。

利用するAPI

処理カスタマイズAPI

カスタマイズ例

APPCASE_12フロー図

こちらの例では【common/get_input_element/{name}】を利用することでご要望を実現しています。
今回の例では苗字部分の文字数を制御したいので、【common/get_input_element/L_NAME】とすることで設定を追加しています。


input部品の改変

処理カスタマイズAPI input部品取得(common/get_input_element/{name}) は、
各種Inputタグで指定する要素に対して、返り値に改変したい情報を持たせることでInputタグの内容を修正することが出来ます。
今回の例ではこれを利用してmaxlengthを10にすることでご要望を満たしています。
その他設定可能な要素に関してはリンク先を参照してください。

また、基本的にAppsは何かしらの値を計算や取得して情報を渡すため可変情報を返すことが多いですが、
今回の例のように特別な計算等は行わずに固定値を設定すれば良い場合があります。

このような処理カスタマイズAPIの使い方をする際には、処理カスタマイズAPIの登録時にRETURN_VALUEを設定すると、
Appsとの通信は行わずにRETURN_VALUEの値を返す形で処理をカスタマイズすることが出来ます。

設定方法としてはデータアクセスAPIの /customize_apis を利用します。 今回の例を満たす形で登録する場合、次のような形になります。

POST /customize_apis.json

[body内容例]
{"FLOW_NAME":"userweb\/*","NAME":"common\/get_input_element\/L_NAME\/after","RETURN_VALUE":"result:{maxlength:10}"}