開発者向けサポート

CASE.02 外部システムからのCSV連携

概要

商品情報を基幹システムで一元管理しているお客様より、
基幹システムの商品データをCSVファイルでebisumartに取り込みたいというご要望があった際に利用されたAPIについての紹介になります。

利用するAPI

データアクセスAPI

カスタマイズ例

APPCASE_02フロー図

こちらの例では、外部のサービスで管理している商品情報をCSVファイルとして受け取り、
そのCSVファイルを利用して商品情報を更新しています。

商品情報を1件1件登録する方法もございますが、商品情報をCSVファイル形式でご準備頂ける場合、
CSVの情報を利用して一括で商品情報を登録・更新出来る【/item_csv_processor】が便利です。

またこちらの利用例では、商品情報を更新後、更新に利用したCSVファイルをebisumart上に格納して管理しています。
ファイルをebisumartへ格納する際には【/files/{path}】が利用できます。


商品情報の一括更新

商品情報の一括更新は /item_csv_processor を利用することで実現出来ます。

例えば、下記のように反映したいCSVデータをリクエストボディに設定し実行すると、商品情報の登録を行えます。

POST /item_csv_processor.json

[body内容例]
ITEM_CD, PC_MOBILE_KBN, ITEM_NAME, ITEM_KANA, TEIKA
ITEM001,1,商品1,ショウヒンイチ,1980
ITEM002,1,商品2,ショウヒンニ,500

リクエストボディに記載された情報のうち、存在しない商品の場合は商品の登録、存在する商品の場合は該当商品情報の更新をします。

そのほか商品情報を操作するデータアクセスAPIについては 商品関連ページ をご参照ください。


ファイルの格納

ファイルの格納については /files/{path} を利用することで実現出来ます。

例えば、上記「商品情報の一括更新」にて実行したbody内容例のCSVを、「test.csv」というファイル名で
「新規ファイル」として格納したい場合、下記のようなリクエストを実行してください。

POST /files/WEB%2dINF/upload/test%2ecsv.json?operation=create

[body内容例]
ITEM_CD, PC_MOBILE_KBN, ITEM_NAME, ITEM_KANA, TEIKA
ITEM001,1,商品1,ショウヒンイチ,1980
ITEM002,1,商品2,ショウヒンニ,500

リクエストの「test%2ecsv」部分は作成したいファイル名になります。
また、リクエストパラメータにはoperation句を設定して、どのような操作をするかを指定する必要があります。
設定できる値に関する詳細は /files/{path}ページ にてご確認をお願い致します。