環境依存文字を登録させたくない項目があるため、
会員登録時に環境依存文字の入力を不可にしたいというご要望があった際に利用されたAPIについての紹介になります。
処理カスタマイズAPI
こちらの例では、エンドユーザに会員登録をして頂く際入力された値を確認し、
入力不可な文字かをチェックして登録の是非を返しています。
このような会員登録時の入力チェックを【userweb/member/check_member_info】で実施することが出来ます。
入力チェック(userweb/member/check_member_info) は会員情報登録時の情報を確認して、登録の許可・不許可を制御出来ます。
入力チェックはユーザウェブから会員情報の登録をする際に実行され、例えば下記のようなデータを取得できます。
{
"ZIP":"102-0071",
"request":"confirm",
"PC_MAIL_CONFIRM2":"example.jp",
"BIRTH_YEAR":"1986",
"PC_MAIL_CONFIRM1":"sample",
"SEX":"X",
"MAIL_FLG_OLD":"",
"BIRTH_DAY":"03",
"mode":"0",
"L_NAME":"山田",
"ADDR3":"○○ビル101",
"L_KANA":"ヤマダ",
"ADDR2":"千代田区富士見町1-2-3",
"ADDR1":"東京都",
"LOGINID":"test123",
"BIRTH":"1986/03/03",
"FOREIGN_LOGIN_PROVIDER_KIND":"",
"MAIL_FLG":"",
"PC_MAIL":"sample@example.jp",
"CART_MEMBER_REGIST":"",
"MOBILE_MAIL_OLD":"",
"NICKNAME":"タロー",
"F_KANA":"タロウ",
"BIRTH_MONTH":"03",
"F_NAME":"太郎",
"PC_MAIL_OLD":"",
"TEL":"0012345678"
}
この情報のうち、例えばL_KANAに環境依存文字が利用されていてエラーとしたい場合、下記のようなレスポンスを返すことで、
エラーにしたうえで「苗字・カタカナに環境依存文字が利用されています」というメッセージを出力させることが出来ます。
{
"errorColumns":[
"L_KANA"
],
"messages":[
{
"level":1,
"message":"苗字・カタカナに環境依存文字が利用されています"
}
],
"result":false
}
また、こちらの処理カスタマイズAPIはこの他に、電話番号・郵便番号等の桁数チェックや、
会員情報を更新する際に更新可能な項目の制御等の用途で利用されています。
最後に、処理カスタマイズAPIの各パラメータは Apps通信ログ を利用することで確認できます。
送られてくるリクエストパラメータは「対象データ」に、返したレスポンスパラメータは「処理結果メッセージ」に記載されます。
利用方法などについては上記ページにて掲載されておりますので、ぜひご確認ください。